医療統計Ⅰは診療情報管理士認定試験の出題科目です。診療情報管理士のテキストには「診療情報管理士は、診療記録を整理するだけでなく、そこに含まれる診療情報を活用し、 情報発信することを求められている。本章では診療記録に含まれる各種の情報を活用する 手段の一つとして、統計的方法による分析の基礎と視覚化の方法を学習する」と説明されています。
またこの科目で扱っている内容は、診療情報管理士の業務に限らず、社会的活用意義が高い分野です。講義では(1)医療や経営の意思決定が理解できる、(2)統計的分析に関する基本的な知識と技術を理解し活用できる、(3)パソコンを用いた統計分析ができる、という3つの到達目標を掲げ、統計分析を活用するための能力を養成することを目指しています。
「医療統計I」は、診療情報管理士認定試験を受験するために必要な科目です。その内容は統計の理論が中心であり、理解するのは簡単ではありません。そこで、統計ソフトExcelを用いながら説明し、まずは直感的に理解してもらえるように工夫をしています。理解できないからといってあきらめずに、がんばって講義を聴いてほしいと思います。また、この授業の内容は、医療分野だけに当てはまるものではなく、統計学を利用しているあらゆる分野において共通しているものです。社会に出てから統計学が必要になったとき、この授業の内容を思い出してもらえたら幸いです。