清水冬樹准教授が担当するリエゾンゼミⅢでは、大学近隣にある「ひなたぼっこ」をお借りしながら、子どもの居場所づくりを大きなテーマとして活動をしています。夏季休業のフィールドワークでは、地域における子どもの居場所づくりや子ども支援の実際について先駆的な実践から学び、事前学習も含めて、地域に還元できる学びへとつないでいっています。
子どもの居場所づくりという実践は、近年子ども食堂がきっかけで大きく注目されてきました。子ども食堂以外にも、学習支援や冒険遊び場(プレーパーク)(※1) 、児童館などが子どもの居場所として広く知られているところです。学校でも家庭でも第3の場で、子どもが話や思いをきちんと受け止めてもらう機会を地域の中に作り出そうと、主に市民が中心となって展開されています。こうした何気ない日常の中で子どもとおとなが出会うことで、子ども自身が自らの考えを表現する力を育んだり(※2) 、地域における子どもの課題を市民が知るきっかけともなったりしています。
また、ゼミ活動でお世話になっているひなたぼっことは、地域の支え合いの拠点・地域のつどい場です。ホームページには「まちの人が集い、食事や会話、娯楽を楽しみながら、地域に新たな元気や活力を生み出してもらう、きっかけを生み出す『まちの広場』です」と説明されています。子どもも、高齢者も、障がいのある人も、「誰もが地域で自分らしく」暮らせる地域社会を目指して活動している「特定非営利活動法人全国コミュニティライフサポートセンター(CLC)」が主催しています。
今回は11月10日にゼミ生が企画し、ひなたぼっこで実施したイベントについて報告します。ゼミ生が用意した企画は、マグネットづくり、かめさんタワー、ビンゴ大会でした。集まってくれた子どもたちは全部で16名。最後のビンゴ大会は、みんな興奮して大盛りあがりでした。
※2 この点については、
清水冬樹(2022)『中高生世代の子どもへの社会福祉支援に関する研究 — 東日本大震災における子ども参加を手がかりにして—』2021年度東洋大学審査学位論文 において詳しく論じています。