募集要項 -2015-
Ⅳ 教職免許状・認定心理士・各種任用資格などの取得方法
認定心理士 取得希望の方へ
- ●認定心理士とは
- 大学において心理学を学び,「心理学の専門家として仕事をするために必要な,最小限の標準的基礎学力と技能を修得している」ことを「日本心理学会」が認定する資格です。申請にあたっては,別途日本心理学会が定める審査料・認定料計40,000円の費用がかかります。
- ●申請の条件と履修方法
- ・認定心理士は,本学福祉心理学科,または社会福祉学科で別表2 の条件を満たして単位修得し,卒業することで取得できます。卒業後,ご自身で日本心理学会に申請していただくことが必要です。
・ただし,社会福祉学科で取得する場合は「心理学実験Ⅰ・Ⅱ」をはじめ卒業要件に含めることのできない科目があります。
そのため,卒業に必要な単位数が増えます。
[別表2]認定心理士資格に関する科目(科目名太字は本学福祉心理学科卒業のための必修科目)
科目 | 領域 | 本学の科目名 | 配当年次 | 単 位 数 |
平成27年度 スクーリング 開講予定地 |
本学での履修方法 (総計36単位以上修得) |
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基 礎 科 目 | a 心理学概論 | 心理学概論 | 1年以上 | 4 | 仙台 札幌 PC | 5科目12単位必修 (28年度:東京 29年度:札幌) |
b 心理学研究法 | 心理学研究法Ⅰ | 2年以上 | 2 | 仙台 新潟 PC | ||
心理学研究法Ⅱ | 2年以上 | 2 | 仙台 | |||
c 心理学実験・実習 | 心理学実験Ⅰ | 1年以上 | 2 | 仙台 新潟 | ||
心理学実験Ⅱ | 1年以上 | 2 | 仙台 東京 | |||
選 択 科 目 | d 知覚心理学・学習心理学 | 学習心理学 | 2年以上 | 2 | 仙台 PC | d,f,g,hの4領域中3領域が各4単位以上で,かつ,4領域の小計が24単位以上修得のこと f,gの領域は福祉心理学科を卒業すれば各4単位以上を満たします。d,hの領域のいずれかで4単位以上になるような単位修得が必要になります ※a〜iの総計36単位以上修得のこと。基礎科目12単位と選択科目16単位以外の残り8単位は,a〜hの任意の科目,または「その他」の科目で充当すること。 |
認知心理学 | 2年以上 | 4 | 新潟 PC | |||
e 生理心理学・比較心理学 | ― | ― | ― | ― | ||
f 教育心理学・発達心理学 | 生涯発達心理学 | 1年以上 | 4 | 仙台 新潟 PC | ||
教育心理学 | 1年以上 | 2 | 仙台 | |||
児童青年心理学 | 1年以上 | 4 | 仙台 | |||
老年心理学 | 1年以上 | 4 | 仙台 新潟 PC | |||
障害児の心理 | 2年以上 | 4 | 仙台 PC | |||
g 臨床心理学・人格心理学 | 臨床心理学 | 2年以上 | 4 | 仙台 東京 新潟 | ||
人格心理学 | 1年以上 | 4 | PC | |||
心理アセスメント | 1年以上 | 2 | 仙台 新潟 PC | |||
心理療法 | 2年以上 | 4 | 仙台 札幌 | |||
精神保健学 | 2年以上 | (2) | ― | |||
カウンセリングⅠ | 1年以上 | 1 | 仙台 東京 | |||
カウンセリングⅡ | 1年以上 | 1 | 仙台 | |||
福祉心理学 | 1年以上 | 2 | 仙台 札幌 東京 青森 新潟 PC | |||
h 社会心理学・産業心理学 | 環境心理学 | 2年以上 | 2 | 仙台 | ||
社会心理学 | 1年以上 | 2 | 札幌 東京 PC | |||
家族心理学 | 1年以上 | 2 | 仙台 | |||
人間関係論 | 1年以上 | 1 | 仙台 PC | |||
その他 | i 心理学関連科目・卒業論文 | 卒業研究 | 4年 | (4) | ― | 必修ではない |
- ※ 本学では「卒業研究」は8 単位ですが,認定心理士認定委員会では4 単位と認定するため, 4 単位と表記しています。「精神保健学」も本学では4 単位ですが,認定心理士の申請には2 単位分のみ認められます。
- ※ 平成27年度スクーリング開講予定地には,通常のスクーリング以外にビデオ・スクーリングによる開講予定を含みます。PC=自宅のパソコンで受講できるオンデマンド型スクーリング開講科目です。
- ※ 四年制大学既卒の方は, 3 年次編入学または科目等履修生として入学し,上表の条件を満たせば,本学通信教育部を卒業しなくても認定心理士の取得は可能と思われます。ただし,自身の責任において,日本心理学会のホームページなどで,再度条件を確認のうえ履修すべき科目の選択や資格申請を行っていただきます。
- ※ 科目等履修生として出願する場合,「心理学実験Ⅰ・Ⅱ」など履修方法が「SR」「S」の科目は入学後決められた時期に追加履修登録を行うことで履修が可能です(授業料,スクーリング受講料,ならびに別途手数料1,000円が必要です)。
- ※ 「心理学研究法Ⅰ・Ⅱ」スクーリング受講のためには,受講申込締切日までに心理学関連科目から7 科目のレポート提出が必要です。
『通信教育部Q&A』もあわせてご覧ください。