募集要項 -2015-
Ⅴ 社会福祉士・精神保健福祉士国家試験受験資格の取得方法
精神保健福祉士国家試験受験資格 取得希望の方へ
精神保健福祉士国家試験受験資格希望者は,この募集要項記載の内容,とくに下記の「1 出願にあたってのご注意【重要】」の内容をご了解いただき,冊子版『募集要項』「精神保健福祉士受験資格取得希望者出願時の誓約書(様式12)」をご提出いただける方のみ,ご出願・ご入学いただくことができます。
- ※ 精神保健福祉士とは
- 精神保健福祉士(PSW)とは,「精神保健福祉士法」の規定にもとづいて制度化された精神障害者の社会復帰などを援助するソーシャルワーカーです。「社会復帰に関する相談に応じ,助言,指導,日常生活への適応のために必要な訓練その他の援助を行う」(「精神保健福祉士法」第2 条)相談援助の専門家です。
今後,精神障害者に対する地域での生活支援重視という流れを受けて,精神保健福祉士の役割・専門的機能がいっそう求められています。2014年7 月末現在の登録者数は64,931名です。
1 出願にあたってのご注意【重要】
平成24年度入学者より厚生労働省の法令改正により,「精神保健福祉援助実習」について,入学前に精神保健福祉士に関する指定施設で相談援助の実務経験を1 年以上有する方は,実習科目を履修しない(実習免除)で受験資格を得ることができるようになりました。一方,実習を必要とする方は医療機関実習が90時間以上義務付けられるとともに,実習先の要件が課されることになりました。そのため,各地域で実習を受講できる人数に定員を設けざるをえない見通しとなっています。
つきましては,下記をよくお読みいただき,記載事項をご了承いただける方のみ出願をお願いいたします。
※ 精神保健福祉士国家試験受験資格取得希望者は,必ず社会福祉学科へ入学してください。福祉心理学科では受験資格は取得できません。
1 「精神保健福祉援助実習」受講を必要とする方
- 最短修業年限
- 3 年次編入学 4 月生: 2 年間以上 10月生: 2 年半以上
ただし, 4 月入学者で最短2 年間で受験資格を取得希望の場合は,できるだけ第2期(2/28),遅くとも第4期(3/27)までに「入学前・精神保健福祉援助実習A希望届(様式15)」とともに出願することを推奨します(第5期・第6期でのご出願も可能ですが,入学初年度の実習先確保の難行が予想されるため, 2年間での受験資格取得ができなくなる場合があります)。
※3年次編入学者で実習受講の方へもご参照ください。 - 2年次編入学 4月生: 3年間以上 10月生: 3年半以上
- 1年次入学 4月生: 4年間以上 10月生: 4年半以上
- 3 年次編入学 4 月生: 2 年間以上 10月生: 2 年半以上
- ご留意いただきたい点
- 本学通信教育部で「精神保健福祉援助実習」を受講する方は,下記の条件をご了承いただける方のみがご出願・ご入学いただくことができます。
- ① 演習受講時に「精神保健福祉援助実習A・B選考試験」をおこないます。実習受講者の選考は,演習科目をはじめ他の科目の成績や受講態度,筆記試験,面接試験などを総合しておこないます。そのため,希望者全員が実習を受講できるわけではありません。
- ② 「北海道・青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県・茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・新潟県」以外で実習を受講することはできません。
- ③ 「北海道・青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県・茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・新潟県」に実習先となる医療機関・施設を約220確保していますが,各地域の受講年度の実習希望者数により,「精神保健福祉援助実習A・B選考試験」に合格した方でも,お住まいの地域では実習ができない方が出てくる場合がありますことを予めご了承ください。
2 「精神保健福祉援助実習」免除で入学する方
- 最短修業年限
- 3 年次編入学: 2 年間以上 2 年次編入学: 3 年間以上 1 年次入学: 4 年間以上
- ご留意いただきたい点
- 1 )「精神保健福祉援助実習」免除についての詳細は「精神保健福祉援助実習の免除について」をお読みください
- 2 )「精神保健福祉援助実習」免除の方は、「精神保健福祉援助実習A・B選考試験」の受験は必要ありません。