担当教員● | 田中 治和 |
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社会福祉学において、比較的新しい分野である高齢者(老人)福祉論は、近年当該分野の施策・サービスの急速な拡大・拡充に伴い、その隆盛をみせています。しかし、研究動向を概観すれば、高齢者福祉に係わる制度・政策の解説、即効的な実用論、諸外国の動向の紹介−これらどれも重要な課題ですが、高齢者福祉の本質を問う姿勢は脆弱ではないでしょうか。したがって、本講義等においては、まず高齢者福祉へ取り組む、ひとりひとりの観点・捉え方への吟味あるいは再吟味から、高齢者福祉への視座を問いかけてみたいと思います。
課題1 |
これまでの高齢者福祉論を一つ取り上げ、それを論評しなさい。 |
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課題2 |
自らの高齢者観、ならびに高齢者福祉観(高齢者福祉の捉え方・見方)を論じなさい。 |
課題1 |
これまであるいは現在の高齢者福祉論を任意に選び、それを批判的に考察してください。 |
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課題2 |
どのような高齢者観に立脚するかが、具体的実践・施策の起点となります。それゆえ各自の観点・捉え方をていねいに吟味してください。 |
(赤字=大学から送付される必読図書)