担当教員● | 志田 民吉 |
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高齢者および児童の人権を主題とし、違法な虐待概念について、ケーススタディを通じて研究します。
高齢者や児童の属性について十分に考えをまとめてきてください。世界人権宣言、高齢者のための国際連合原則、児童憲章、児童権利宣言、国際人権規約、児童の権利に関する条約、日本国憲法、老人福祉法等の高齢者や児童の権利に関する資料を入手するように努力をしてください。受講生は、高齢者、児童(障害者でも可)に関して身近に発生した人権問題(ではないかとあなたが考えるような)事例を、各1題ずつ用意してください。それらの事例を題材に演習を行います(レポート課題と連動しています)。
課題1 |
高齢者および児童の人権(権利)侵害と思われる事例をひとつずつ挙げ、それぞれについて考えをまとめなさい。 |
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高齢者については身体拘束問題が、児童については児童虐待問題が、それぞれの領域において課題となっています。身近な事例を挙げ、「スクーリング事前課題」で掲げた資料を参考にしながら、まとめてください。施設などで実際に遭遇したような事例については、その対応のプロセスでの関係者の対応などについて言及し、法制の守備範囲を理解することが大切だと思います。なお、事例を挙げた場合には、挙げた事例に関しては厳正な守秘を保障いたします。
(赤字=大学から送付される必読図書)
以上の他に、インターネット上の情報を開いてみるのも、有益ではないかと思います。