科目別ガイドブック 2007

社会福祉学専攻

社会福祉経済演習

担当教員● 小松 洋吉
2単位SR1・2年

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テーマ

介護保険の事業計画とそのコスト

平成12年4月からスタートした介護保険は、 3年ごとにその事業計画が見直しされることになっている。超高齢社会に突入している自治体もあれば、現在それに向かっている自治体もある。各自治体が、市民の豊かなかつ安心できる生活の社会システムの構築にむけて努力している。介護保険の事業計画がどのようなプロセスで策定され、サービスメニューとして何がどの位準備されているか。またその根拠はどのようなものから成っているか。そして、それにはどれ位のコストがかかるのか。自治体の介護保険の事業計画策定のプロセス、コストの算出について理解する。合わせて、平成18年4月から改正される問題点についても整理してみよう。

■研究の視点

  1. 自治体(どこでもよい)の介護保険事業計画書ならびに担当者・関係者より、事業計画の策定について資料を収集し、そのうえで、直接訪問し、理解を深める。
  2. 1をふまえて、自治体の介護保険事業の問題点について整理してみる。

スクーリングの事前課題

  1. 参考文献にて、テーマの概略について理解する。
  2. 自治体より資料を収集する。
  3. できれば直接訪問をし、理解を深めるとともに問題点について考えてみる。

スクーリングの事後課題

課題1

自治体の介護保険事業計画策定プロセスとそのコスト

アドバイス

研究の視点およびスクーリングの事前課題と同じ

参考文献

赤字=大学から送付される必読図書)

  1. 長瀬二三男・長瀬りつ 『知っておきたい介護保険』一橋出版,1998年
  2. その他必要に応じて紹介する