2023/03/20 教育学科
【学科報告】梶原洋教授の最終講義が行われました
去る3月1日(水),教育学部教育学科中等教育専攻・梶原洋教授の最終講義「私の研究生活」が行われました。
講義は少年期の思い出や考古学研究を志すきっかけとなったB.M.マソン『埋もれたシルクロード』(岩波新書,1970年)との出会いにはじまり,日本旧石器時代研究の第一人者である恩師・芹沢長介氏との出会い,ロシア科学アカデミーを拠点とした各国研究者との共同研究,東アジアを含むユーラシア一帯に広く分布する小札鎧(こざねよろい)や魚皮衣(ぎょひい)といった服飾品の調査研究,旧石器時代の石器製作址と推定される仙台市郊外の蒲沢山(かばさわやま)遺跡での発掘調査の様子など,梶原教授の広範な教育・研究活動の軌跡とその成果を振り返る,大変充実した内容のものとなりました。
講義終了後,本学教職員有志より花束および記念品が,また渡邉泰伸氏より漢代画像石の拓本が,それぞれ梶原教授に贈呈されました。
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