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共生まちづくり学科 産業福祉マネジメント学科

私が描く、共生のまち Vol.2「本がつなぐ、人とまち。地域の商いや文化を守り、つなぐ人になりたい」

まちをステキに変えていく!地域で活躍する在校生を紹介します。

「本と商店街」への参加 活動の原点は人との出会い

共生まちづくり学科1年の中村はるさんは、岩手県紫波町で開催されている「本と商店街」に学生スタッフとして参加しています。参加のきっかけや、活動を通して得た学び、そして中村さんが描く「共生のまち」について、お話を伺いました。

Q.「本と商店街」の活動に参加し始めたきっかけは何ですか?

A.  高校時代の探究活動で、「本と商店街」実行委員の南條亜依さんにインタビューしたことが参加のきっかけです。もともとイベントに参加していたこともあり、イベントとそれをつくりあげる人たちの魅力に惹かれて、スタッフとして関わるようになりました。

昨年からイベントのスタッフとして参加し、商店街内の見回りや運営本部の補助、トークイベントの受付などを担当しています。
年齢や職業、背景の異なる多様なスタッフと協力しながらイベントを支えています。今年はオリジナルTシャツのモデルも担当しました。
 

本×商店街 イベントを通じて見えてきた「まち」

Q.  イベントに「参加する」側から「支える」側になったことで、どのような学びがありましたか?

A.  岩手県出身で、紫波町にはこれまで何度か買い物で訪れたことがありましたが、商店街については特に強い印象を持っていませんでした。しかし、「本と商店街」やトークイベントへの参加を通して改めて商店街に目を向けると、このまちには新しい挑戦を受け入れる力があり、多様な人々が関わりながらまちづくりを進める姿に、深く心を動かされました。

私は「本と商店街」のイベントが大好きです。期間中は、まち全体がまるで大きな本屋さんのようになります。気になる本を探しながら商店街を歩いていると、思いがけない本や人、お店との出会いがあります。本を片手にまちを巡るうちに、そのまちの魅力や人の温かさに触れ、いつの間にかまちを好きになっている。そんな体験を通して、本が人とまちをつなぐ力を持っていることを実感しました。

共生・居場所という視点から感じたこと

Q. このイベントに参加して、どのような「場のあり方」や「人とのつながり」を感じましたか?

A. このイベントの魅力は、よい意味での「ごちゃごちゃ感」にあります。それぞれが思い思いの時間を過ごし、一見するとバラバラでありながら、その場にいる誰もが自然に受け入れられているような空気があります。私自身も、その場で自分を丸ごと受けとめてもらえたような安心感を覚えました。

また、地方の商店街まで足を運ぶこと、本を実際に手に取ること、そして人と直接出会うこと。そうした「フィジカルな場」に身を置くこと自体が、デジタル化が進む現代社会への一つのアンチテーゼのようにも感じられ、とても考えさせられるイベントです。

地域の商いや文化を守り、次の世代につなぎたい

Q. 学科での学びやイベントへの参加を通して得た経験を、これからどのように活かしていきたいですか?
 
A. 地域の魅力は、実際にその土地を歩き、人と出会うことで見えてくるものだと思います。「本と商店街」への参加を通して、私は地域の暮らしや商い、文化を大切にしながら、その魅力を次の世代へつないでいける人になりたいと考えるようになりました。

人と人がつながり、さまざまな人が支え合いながら暮らせる「共生のまち」について、これからも学び続けていきたいです。そして、地域に息づく暮らしや営みの魅力を、多くの人に伝えられる人になりたいと思っています。