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博士論文

研究指導の方法

⑴ 主査指導教員を中心とした複数の指導教員による研究指導体制のもと、専攻分野以外の他分野を含めた視野の広い
 研究が可能となることを目指す。
 ① 学生各自に、指導教員として主査指導教員及び副査指導教員を定める。主査指導教員は研究指導に責任ある役割
  を担い、副査指導教員はこれを補佐する。
 ② 学生各自に対する主査指導教員及び副査指導教員の選任は、学生の入学後、研究科長、主査指導教員予定者等と
  の面談を終えた後に決定し、研究科委員会で承認を得る。
 ③ 主査指導教員予定者は、学生から入学選抜の出願前に予め研究内容の相談を受け、その研究指導を承諾していな
  ければならない。
 
⑵ 指導教員は、指導を受ける学生が入学後は年次追って計画的に研究活動を遂行し、課程の修了期間内に評価に耐え
 得る学位論文(博士論文)を完成できるよう指導に努める。

 
⑶ 本課程における学生の研究活動及び指導教員の研究指導は、学位論文の作成に向けて次のスケジュールに沿って
 行う。
 ① 本課程の出願時に、研究計画の概要を提出する。
 ② 入学後、指導教員が決定した学生は、学位論文提出までの研究の進め方についての打ち合わせ、授業科目の履修
  相談等を行う。
 ③ 学生は研究を開始するにあたり研究計画書を作成、提出する。研究計画書には研究題目、研究目的、研究方法、
  研究の背景、研究計画等を記載する。
 ④ 指導教員は、定期的に学生に研究経過を報告させて指導を行う。
 ⑤ 中間発表会では、教員や他学生の質疑、講評をうけ、以後の論文作成への課題を把握する機会とする。
 ⑥ 2 年次終了時には、研究の進み具合を見ながら、指導教員の指導のもとに博士論文作成計画書を提出する。
 
⑷ 学生自らが研究テーマを開拓でき得る高度な能力と学識を養うために、研究指導の一環として次の項目を特に指導
 する。
 ① 学会活動としては、学生自らの研究成果を所属学会にて毎年 1 回以上報告発表する。
 ② TA 制度を活用し、学部、修士課程の教育における講義、演習、実習等の補助業務を通じて、自らの教育力や研究
  力を高める訓練の機会を提供する。

審査基準

 本研究科では、学位審査にあたり、そのプロセスと審査に必要な要件を定めているほか、以下の審査基準を総合的に評価し、かつ学位を授与する専門分野の特性を考慮して本研究科の学位授与方針に基づき学位授与を決定しています。
区分   審査基準
研究テーマの妥当性 1 申請された学位に妥当であると同時に、明確で適切な問題意識の下に、学術的及び社会的意義が認められる研究テーマが設定されていること。
研究方法の適切性
(情報収集の適切性を含む)
2 研究テーマと当該研究領域に求められる研究方法により、情報や資料の収集、調査、実験等を十分に実施し、結果の処理や分析が適切かつ十分に実施されていること。
3 先行研究を十分に理解、検討し、研究テーマとの関連および相違を明確に提示しつつ、研究がすすめられていること。
論述・論旨の妥当性 4 博士論文の構成、論述が明確かつ適切で、結論に至る論理展開が一貫しており、設定したテーマに対応した明確かつオリジナルな結論が提示されていること。
論文作成能力 5 博士論文の体裁、語句の使用、文章表現、図表の作成法が的確で情報や文献の引用が適切であり、高度な研究者に相応しい論文作成能力があると認められること。
成果の水準 6 当該学問分野における研究を発展させるに足る知見(学術的価値)が見出されること。また、その点に基づいて申請者が近い将来自立した研究者として、当該分野の中で活躍していく能力及び学識が認められること。
その他 7 国際的なレベルでの高度な知識と技術を有し、協調性を持ちながらも独立した研究者及び専門家としての豊かな学識が認められると同時に、研究者としての倫理を理解し社会への責任を果たすことが期待できること。

過去のテーマ一覧

・社会福祉学からの災害論の構築に向けた基礎的研究
・ソーシャルワーク実践における福祉サービスを必要とする人のサービス利用及びその意向確認のあり方に関する研究
・「ケアリングコミュニティの哲学的・思想的研究~社会福祉の新しい地平を拓くケアコミュニティ概念~
・社会的支援が必要な単身生活者支援に関する研究~相談支援サービスの利活用支援の社会化を中心に~
・精神障害者の地域生活支援のための支援計画の作成と活用に関する研究~ソーシャルワーカーによるクライシス・プラン実践の実態~