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修了生の声

坪谷美月さん(2024年度修了)

 私は、東北福祉大学の福祉行政学科にて社会福祉士を取得し、そのまま大学院に入学し
ました。志望動機は、学部の時にロジャースのクライエント中心理論に興味を持ち、ソーシャルワークにおけるアプローチを探究したいと思ったからです。
 大学院では、知的好奇心を燻られる機会がたくさんあり、非常に楽しかったです。学部の時とは異なり、主体性が求められる場所となっております。私は児童福祉分野における権利擁護を主とする文献研究を行いました。ゼミの先生によるマンツーマン指導のおかげで、知識が深まったこと以外にも、批判的に見る視点、質疑応答の力、要約・考察力等が身につきました。また、普段関わることができないような方達との交流も多く、新しい発見をたくさんすることができました。
 研究というものは1人でするイメージが強いですが、実際はそんなことありません。先生方をはじめ、同級生、先輩後輩との関わりの中で新しい発想を得たり、思いもよらぬ発見などがたくさんありました。
 卒業後は、社会福祉法人にて企画・広報・職員採用の業務に従事しています。大学院の授業では、学部の時よりパソコンを使ってレポート作成、プレゼンテーションが多かったのですが、そこで鍛えられた力を業務において発揮できていると思います。研究だけでなく、様々なスキルも大学院にて習得することができました。
 大学院での生活は大変なこともありましたが、どれも貴重な経験ばかりで、確実に私の人生に彩りを加えてくれたと思います。これからも、大学院での学びを活かしながら業務に従事していきたいです。
福井由美子さん(2023年度修了)

 私は東北福祉大学の学部を卒業し20年ほど仙台市内の医療機関でソーシャルワーカーとして勤務しております。大学院に入学したのは2年程前で、所属長の理解を得て社会人通学生として入学し、現在はさらに研究を深めるために博士課程に在籍しています。私が大学院に進学した理由は、業務を行う中で蓄積していた疑問について、専門的な学びを深めることで答えを探したいと思うようになったからです。
 大学院での学びは、先生から正解を教えてもらうものではなく、自分自身が持っている研究テーマを先生との対話の中から焦点化し、研究という手法を使って近づくプロセスだと思っています。また学生同士での学び合いも大きな力となり、研究を進める際の刺激であり支えとなります。
 私は福祉を担う者として、自らが社会の資源として機能するために学び続けることが責務だと思っています。実践と研究は分断されたものではなく、互恵的な関係にあると思います。私にとって大学院で得た学びや先生や仲間とのつながりは、私の実践を支えてくれる大きな財産です。

佐藤友佳さん(2022年度修了)
 
 私は東北福祉大学を卒業後、就職の道を選ばず大学院への入学を決めました。大学では社会福祉士・介護福祉士養成課程の中で、福祉の概論や基本的な視点を学びました。ただ私の中で社会人として働き始める前に、福祉の知識を深めるだけでなく、これまで感じていた問いや疑問を修士論文を通して確立したい思いがあったため、改めて学び直す環境として大学院への入学を決意しました。
 大学院は、大学で学んだ課題や社会福祉の問いに対して、研究という形で「社会から求められるもの」として証明していくところだと思っています。私も制度の狭間の対象者に焦点を当て、インクルーシブ教育を用いた専門性の確立について追究した2年間を過ごしました。
 現在は県の社会福祉協議会の地域福祉に関する部署に勤めています。大学院に入った利点は多々ありますが、1番は地域福祉を捉える上で「何故?」に気づくスキルを身につけることができた点だと思います。課題や発展のために、その気づきにどのようにアプローチしていくのかといった視点も大学院での学びがなければ備わっていなかったものと思います。と言ってもまだまだ社会人2年目です。これからも継続して学び続けることを大切に、自分自身への課題とも向き合い、励んでいこうと思います。

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