10月27日(火)、国見キャンパスの新校舎建設区画内広場にて、建設企業との合同消防訓練を実施しました。当日は秋晴れのもと、大学教職員約50名と工事現場関係者約60名の計110名が参加しました。本訓練は、新校舎の建設工事に伴い、工事関係者と大学側の迅速かつ適切な連携体制を構築し、学内の防災意識を高めることを目的として行われたものです。
実践的なプログラムと訓練内容
訓練に先立ち、施設管財課より全体の概要説明が行われた後、参加者は工事区域内へ移動。新校舎建設共同企業体(JV:西松建設株式会社・株式会社深松組)の担当者より、現場での留意点やスケジュールの説明を受けました。続いて、以下の実践的な訓練およびデモンストレーションを実施しました。
・通報訓練:燃料保管庫からの出火を想定し、現場から大学担当者への連絡、および119番通報に至る手順を実演・確認しました。
・初期消火訓練:訓練用消火器を使用し、放射時間(1本あたり約14秒)や狭い場所で使用する際の注意点についてレクチャーを受けた後、実際の操作手順を体験しました。
・避難誘導、応急救護訓練:避難経路の確保やAED(自動体外式除細動器)の使用手順について実演を交えた説明が行われました。なお、国見キャンパス内には現在9台、工事区域内にも1台のAEDが設置されています。
学生の安全確保と現場の安全管理に向けて
訓練の最後には、大学およびJVの双方から総括が行われました。本学の施設管財課担当者は、「万が一の火災時には、本日の訓練成果を遺憾なく発揮し、学生の安全を第一に考えた行動をとってほしい」と呼びかけました。また、JVの防災管理者からは、「工事が上層階へと進むにつれ、現場の状況は日々変化します。作業員一人ひとりが最新の避難経路を常に確認し、安全管理を徹底して作業に当たっていきます」との意気込みが示され、訓練は円滑に終了しました。本学では今後も、学生・教職員が安心・安全に過ごせるキャンパス環境の整備と、地域や関係機関と連携した防災体制の強化に努めてまいります。
全体説明を聞く参加者
初期消火訓練
AEDを使用した応急救護訓練