2025年3月7日、東北福祉大学 総合福祉学部 社会福祉学科の田中治和教授が、同大学国見キャンパスにて最終講義「社会福祉学を求めて」を行いました。本学卒業生でもある田中教授は、1979年に大学院を修了後、社会福祉学の研究と教育に半世紀近く携わり、数多くの学生を指導してきました。
また田中教授は、『社会福祉原論』(法律文化社)や『社会福祉の原理と思想』(岩崎学術出版社)などの共著を発表し、社会福祉学の発展に寄与しました。
最終講義「社会福祉学を求めて」
田中教授は、森永ヒ素ミルク中毒事件や朝日訴訟などの社会問題が、自らが育った時代の背景にあったというところから講義をはじめ、社会福祉士資格制度や介護保険制度の導入による大学教育の変化、実学とは何か、学問の本質とは何か、人間観の問い直し、「専門家」とは何かなど、これまで「社会福祉学を求めて」深めてきた研究と思索の歴史を、豊富な文献の紹介とともに講義しました。
会場には多くの卒業生が駆け付け、教職員とともに真剣にメモを取りながら田中教授の最後の講義を受講し、終了後にはかつての教え子たちが列に並び、順番に感謝の気持ちを伝え、記念撮影をしていました。
田中教授の長年の貢献に感謝するとともに、今後もその研究と教育の精神が受け継がれていくことを願います。
