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福祉心理学科

心理学を社会に活かす! 1年生が特殊詐欺対策セミナーに向けて学習中 / リエゾンゼミⅠ 38組

リエゾンゼミⅠ(1年次ゼミ)では、後期に各ゼミがさまざまなPBL(課題解決型学習)に取り組みます。福祉心理学科の38組(担当:吉田綾乃・小林万洋)では、「心理実践力」の基礎を身に付けるため、心理学の学びを社会に活かす実践的な課題に取り組んでいます。

今年度の38組のテーマは、「特殊詐欺対策」です。特殊詐欺は深刻な社会問題であり、その手口には、人間の心理や意思決定の仕組みを巧みに利用するものが数多くあります。学生たちは、二重過程理論や認知バイアス、ヒューリスティックなど、心理学の視点から人間の意思決定メカニズムを学び、詐欺の手口がどのように人の心理を巧みに利用するのかを考察しています。そして、その学びを地域の防犯に活かすため、地域の方々とともに対策を考える特殊詐欺対策セミナーの開催に向けて準備を進めています。

本企画は、宮城県警察本部生活安全企画課およびトレンドマイクロ株式会社の協力のもとで実施しています。学生たちは10月から、グループワークを中心に、詐欺の手口や被害を防ぐ方法について学びを深めてきました。

トレンドマイクロ株式会社が作成した防サギ訓練ゲームを体験した際には、「自分では気をつけているつもりでも、見破ることは難しい」といった感想が聞かれました。また、詐欺脆弱性尺度への回答を通して、自分自身の詐欺に対する脆弱性を客観的に捉える機会も設けました。さらに、詐欺の手口を紹介するショート動画を視聴し、どのような手口が使われているのか、そこにどのような心理的メカニズムが働いているのかをグループで話し合いました。

詐欺師、被害者、その友人の役割に分かれてロールプレイを行った際には、詐欺の手口を知識として理解するだけでなく、実際のやり取りの中で、どのように相手を信じてしまうのかを考えました。学生からは、「実際には詐欺と気づかないまま話が進められてしまうこともあるので、これからもっと詐欺について学んで、回避する方法を知りたい」、「詐欺に引っかかってしまう要因として、個人要因だけではなく社会的経済要因が関わってくるからこそ、実際に地域の方々と関わっていくような活動が必要になってくるということが改めてわかった」といった感想が寄せられました。

こうした学びを通して、学生たちは、詐欺被害を個人の注意だけの問題として捉えるのではなく、人間の心理や社会的背景を理解したうえで、被害を防ぐために何ができるのかを考えています。「自分自身や家族、友だち、地域の人が詐欺にあわなくてすむように、活動を通して心理学を活かした詐欺防止について学び、広めていきたい」という思いを胸に、セミナーに向けた準備に取り組んでいます。



【心理学を学ぶ大学生と防犯のプロと考える特殊詐欺防止セミナー】のご案内

ゼミでの学びを地域の防犯に活かすため、学生たちが学習の成果を発表し、参加者の皆さんとともに特殊詐欺への対策を考えるセミナーを開催します。

不審な電話やメールに不安を感じている方、ご家族や地域の高齢者を詐欺被害から守りたい方、心理学の視点から詐欺の仕組みを学びたい方は、ぜひご参加ください。
学生とともに、詐欺被害を防ぐためにできることを考えてみませんか。皆さまのご参加をお待ちしています。

開催日時
- 2026年12月9日(水)10:30~12:00
- 2027年1月13日(水)10:30~12:00
参加費は無料です。同一内容です。一方にご参加ください。

会場 東北福祉大学 仙台駅東口キャンパス

申込方法 事前申込制です。以下の申込先よりお申し込みください。

申込先 https://forms.gle/DQCqJ3A3yr2mzBXCA


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