学びの支援 (大学ポートレート)
入学前教育
取組の内容
<通信教育部の学修方法のイメージをもっていただく>
・通信教育部では、多様な年齢層の学生が入学してくるため、高校生に対するような入学前教育は行っていません。
・通信教育部の単位修得方法は、1)レポート学習、2)スクーリング、3)科目修了試験の組み合わせになり複雑です。そのため、出願時の募集要項や入学説明会で説明し、
学習時間の確保をはじめ、通信教育部の学習に対するイメージを持っていただき、入学いただくようにしています。
・入学許可者には2月下旬以降『学習の手引き』『レポート課題集』などを送付し、仙台をはじめ各地での学習ガイダンスも2月下旬以降実施することで、4月1日入学前に
通信教育部の学修方法やレポートの書き方に少しでも慣れていただくようにしています。
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取り組みの目標
<2つの目標をもって取り組んでいます>
・入学前の方に、通信教育部での単位修得方法を理解していただき、入学後不本意な結果にならないことを目標にしています。
・入学許可者に、通信教育部の学習方法やレポートの書き方をご理解いただき、履修登録・教科書配本も3月上旬から行うことで、4月1日の入学後スムーズに通信教育部での
学修に取り組めることを目標にしています。
取り組みについての検証と評価
<入学後不本意な結果にならないこと>
・多くの方は、入学後スムーズに履修登録を行い、入学直後5〜6月よりスクーリングを受講するなど、一定の効果をあげていると思われます。
・残念ながら、通信教育部の学習活動にほとんど参加いただくことなく、1年で退学してしまう方が平成24年度正科生745名中59名います。おそらく、募集要項を十分
ご理解いただく前に入学されたか、または、入学後に配布した『学習の手引き』や教科書を読めずに終わってしまった方ではないかと思われます。
<4月1日の入学後スムーズに通信教育部での学習に取り組めること>
・平成26年度4月生の第1期入学許可者(2/18許可)で3月31日までに履修登録を完了し、教科書の配本を終えている方は152名中137名います。第2期入学許可者(3/11許可)で
3月31日までに履修登録を完了し、教科書の配本を終えている方は180名中114名います。そのため、一定程度の成果をあげていると考えています。