学修についての評価 (大学ポートレート)
外部テストの活用
取組の内容
<国家試験に合格していただくために>
・通信教育部において、当年度受験予定者および前年度不合格者に対して「養成校協会」主催の社会福祉士国家試験・精神保健福祉士国家試験の全国模擬試験の
試験会場を本学学生向けに設置し、受験できる機会を設けています。また、日程調整の都合により会場受験ができない学生については、在宅受験が可能となっています。
・通信教育部において、機関誌『With』に毎年「心理学検定」(日本心理学諸学会連合)の案内を掲載し、希望者は各自申し込むように案内しています。
詳細・関連サイト
取り組みの目標
<多くの卒業生に福祉業界で活躍していただくために>
・社会福祉士国家試験・精神保健福祉士国家試験の合格率をあげると共に、養成の質の向上を図りながら、わが国の福祉人材育成に資することを目標にしています。
取り組みについての検証と評価
<平成25年度の外部テスト受験者数>
・当年度の社会福祉士・精神保健福祉士国家試験受験予定者数の合計(現役212人・既卒を含めた総数492人)に対して、会場試験の受験者数は32名と新卒受験予定者に対して
15.1%、既卒を含めた総合計では6.5%でした(在宅受験者数については把握していません)。同協会主催以外の外部模擬試験をどの程度受験学生が活用しているかの実態に
ついては把握していませんが、1月の国家試験に対して、毎年秋頃に開催される全国模擬試験については、今後も受験生のモチベーション(やる気)向上と実力の確認の機会として、
積極的に推奨していきたいと考えています。
・「心理学検定」について、在学中や卒業後に少しずつ受験したり、級をあげて受験される方がいらっしゃいますが、受験者数については把握していません。
取り組みを通した学生の成績評価
<平成27年度社会福祉士・精神保健福祉士国家試験受験合格率および合格者数>
・社会福祉士は、総数40.1%(194/484人)、現役59.7%(129/216人)、既卒24.3%(65/268人)であり、社会福祉士の養成を行っている学校でも高い水準でした。
・精神保健福祉士は、総数61.1%(58/95人)、現役72.9%(43/59人)、既卒41.7%(15/36人)であり、精神保健福祉士の養成を行っている学校でも高い水準でした。
・卒業生からは「受けておくことが望ましい全国模試の情報などをメールで教えていただけたので、ありがたかったです」などの意見が聞かれており、個々の国家試験対策に
有用であったことが伺えます。今後も役立つ情報の提供に努めていきたいと思います。