サポート体制 (大学ポートレート)
就職支援
取組の内容
・通信教育部において、卒業見込単位数(90単位)を修得した方には、本学キャリアセンターが利用できますが、積極的な「就職支援」は行っていませんので、その旨ご了承ください。
<卒業生から集めた事例を紹介>
・卒業者の活躍や就転職の事例は機関誌『With』やSNSで紹介し、在学生の参考や刺激にしていただいています。通信教育部に入学される方の多くは、すでに目標としている資格や
道筋が明確になっていることが多いため、学んだことや取得した資格・免許状を活かし就転職されている方はいらっしゃいます。実習先からの声かけや施設などからの直接の求人、
ハローワークで就職・転職先を見つける方が多いようです。
<学修仲間との情報交換の場を提供>
・学んだことをどう社会で活かすか、卒業後どのように進むか、明確になっていない学生については学びを進める中で出来た学修仲間との情報交換が役立っているようです。
通信教育部の学生は社会人が中心なので、これまでの業種・職種・経験も様々です。お互いの情報交換を通して職業イメージを膨らませること、自身の今後のイメージを確立することも
就職支援の一つと考えています。
詳細・関連サイト
- 学習の手引き2016 在学中の諸手続きとサポート 就職の相談窓口
- 通信教育部Q&A 国家試験と就職について
- 募集要項2017 卒業者アンケートから社会福祉士国家資格を取得した通信教育部卒業生メッセージ
- 進学・卒業後の進路
取り組みの目標
<3つの目標をもって取り組んでいます>
・様々な経験をもつ学生が集まる通信教育部の利点を活かして、学修仲間が情報交換できる環境を提供し、自身のキャリアイメージや職業イメージを膨らませるきっかけ
としてもらうことを目標にしています。
・通信教育部機関紙『With』やSNSを通じて卒業生の実際の就職・転職状況を公開し、学修の動機付け、さらにはその先のイメージをより現実的に考えてもらうことを目標にしています。
・就職・転職をさがす方には、どのようにさがせばよいかの情報提供を行い、自らの力で必要な転就職情報をさがせるようになることを目標にしています。
取り組みについての検証と評価
<情報公開や卒業生と交流できる環境を提供>
・卒業者アンケートの結果からも「スクーリングでいろいろな方と出会えた。仲間ができた」という意見があるように、年齢や社会経験が様々な学生が、学修について、
現在の(これまでの)仕事について、今後の道筋についてなどの情報交換を互いにしています。通信教育部としては、学習ガイダンスやスクーリングの休憩時には、
通信教育部卒業生と交流を持つ機会を提供していますが、今後もより充実させながら続けていこうと考えています。
<卒業生の就職・転職状況の公開>
・卒業者アンケートから、「入学時の職業、在学中の転職、卒業後の就職や転職」などの情報を集め、
「特別支援学校教諭の免許をとるために教育実習をさせていただいた学校から常勤講師のお話をいただき、
次年度から働くようになりました」という具体的な就職状況など数多く、通信教育部機関紙『With』やSNSを通じて随時公開しています。
取り組みを通した学生の成績評価
・「スクーリングで知り合った仲間が、私が興味を持っている対人援助の仕事を実際にしている人で、仕事内容や仕事の苦労などを休憩中に聞けたことが貴重だった」
「スクーリングの際、先生から具体的な臨床例を交えた講義を受け、援助職に対する職業イメージがより具体的なものになった」など、学修以外の面で影響を受けたという
学生も多数います。
・その他、在学中に「学んだことに関連して転職・就職をした」という卒業生は約10%にとどまりますが、「就職時、社会福祉士の資格取得を目指していることを
アピールすると好評いただけた」「年齢的なもので就業チャンスが少なくなることを感じていましたが、資格をとる、またはその勉強をするということが面接(人となりを
アピールできる場)へ進めるというチャンスの拡大につながると実感しました」「就職に役立ちました。実際は既取得の介護福祉士が資格条件でしたが、同時に社会福祉の
勉強をしていることが面接時に評価されたように感じている」といった声も聞かれます。