学生の心身に関する支援

取組の内容

<身体的サポート>

・通信教育のため、学生の日々の健康管理は自己管理が基本となりますが、主にスクーリング時・実習時の健康管理へは配慮を行っています。
・スクーリング時は受講環境の調整や、冷暖房利用時は上着で調整する等指導しています。また、特に冬季などインフルエンザ等感染症が流行している時期は スクーリング受講時における手洗いやうがい、咳エチケットを励行しています。
・体調不良時におけるスクーリングや実習は辞退を指導し、学内の感染拡大予防に努めています。あわせて、介護施設・学校等で実習を受講する学生には 麻疹(はしか)抗体検査を徹底し、実習先の利用者・児童・スタッフと学生の双方を守ることができるよう取り組んでいます。
・学内においてAED設置や職員間での人命救助訓練、地震・火災を想定した避難訓練を実施し、不測の事態へ対処できるよう備えています。

<精神的サポート>

・学修の行き詰まり感、孤独感への精神的サポートとして、日々の電話やメールでの個別相談や学習ガイダンスで学修支援を行う他、スクーリングや学生交流会において 共に学ぶ仲間を作る機会が得られるよう支援をしています。

詳細・関連サイト

取り組みの目標

<2つの目標をもって取り組んでいます>

・スクーリング受講時・実習時において健康管理へ配慮を行うことで、学生の体調維持や学内での感染症拡大予防に 努めることを目標にしています。
・個別相談や学修支援、学生間の交流の機会を設けることで学生の精神的サポートにつなげ、学修意欲の維持と学生同士の相互扶助機能を 高めることを目標にしています。

取り組みについての検証と評価

<身体的サポートについて>

・学生が集中してスクーリングを受講できるよう、教職員が学生の様子や受講環境をチェックし、体調不良の学生への適切な対処や快適な受講環境の維持ができるよう 心がけています。
・インフルエンザにり患した学生は、感染拡大を防ぐため、科目修了試験やスクーリング参加はご遠慮いただくよう指導しています。また、インフルエンザにより スクーリングを休む際は、スクーリング受講料返金の際に事務手数料を徴収しない仕組みとなっております。

<精神的サポートについて>

・スクーリング・アンケートや卒業生の意見などから、学生が具体的に知りたい、支援してほしい内容を把握できるように努めています。これらの取り組みの結果、 機関誌『With』や学習ガイダンス、メールなどを通して情報や励ましの言葉を伝え、在宅学修の継続ができるよう支援しています。また、入学後学修が進んでいない学生へ、 事務室から電話による学習相談を行うことによって、慣れない在宅学修における疑問点や不安の解消、そしてスムーズに学修へつなげられるきっかけとしてよい機会となっています。

取り組みを通した学生の成績評価

<身体的サポート>

・卒業生からは「快適な環境でスクーリングを受けることができた」「機関紙やメールなどにより、体調管理についての意識が高まってマスクをつけて講義を受けるなど気を付けた」などの感想が聞かれています。
・学内における清掃を行き届かせ、季節折々の花を多く植えていますが、こうした取り組みに対しても「いつも気持ちがいい。スクーリングに来るのが楽しみだった」などの感想が寄せられています。

<精神的サポート>

・卒業生からは「一度は退学も考えていましたが、その時の丁寧な応対と同時に励ましの言葉を頂き、様々な場面で支えて頂きました」「機関紙で先生や卒業生からの話を読んで、前向きな気持ちに切り替えることができました」などの感想が聞かれています。
・在学中スクーリングや演習、実習などの機会に、約8割の方が学修仲間を作ることができ、互いに励まし合いながら卒業へ向けて努力された様子が伺えます。