生涯教育 (大学ポートレート)
科目等履修制度
取組の内容
<様々な目的に応じた学びの場>
・科目等履修生は、1科目から好きな科目を選んで履修し、正規の大学として単位修得可能です。
・大学卒業(124単位修得)は荷が重いが、好きな科目だけを学びたいという方にお奨めの制度です。
・正科生として入学する前に通信教育部のスクーリングやレポート学習を試すつもりで、または、長期にわたって大学卒業資格を取得する計画で、最初の数年間は
科目等履修制度を利用される方もいます。
・特別支援学校教諭免許状や幼保特例講座希望者で、資格・免許状取得に大学卒業を必要としない場合において、科目等履修制度が有効に活用されています。
・正科生に入学し社会福祉士受験資格取得を目指していた方で、実習時間がとれずに実習以外の指定科目を単位修得して卒業した場合、卒業後に科目等履修生として
実習科目を履修することが可能です。
・また、履修証明プログラム「カウンセリングの基礎を学ぶ」コースを開設し、修了証明書を発行しています。
・正科生として、1〜3年次に入学する場合と、学費の体系や履修のルールが異なり、学割や奨学金が利用不可などの制約もあります。募集要項でご確認ください。
詳細・関連サイト
- 募集要項2017 募集学科・募集人員
- 募集要項2017 開設授業科目一覧(社会福祉学科)
- 募集要項2017 開設授業科目一覧(福祉心理学科)
- 募集要項2017 本学通学課程・通信教育部卒業者で科目等履修生として「社会福祉援助技術実習」を受講する場合
- 募集要項2017 科目等履修生の学費
- 募集要項2017 科目等履修生で「社会福祉援助技術実習」を受講する場合
取り組みの目標
<3つの目標をもって取り組んでいます>
・興味関心のある科目を少しずつ自分のペースで学んでもらい、生涯学習や社会人の学び直しの機会を提供することを目標としています。
・正科生で修得し切れなかった科目を科目等履修制度を利用し単位修得するなど、さまざまな形で科目等履修制度を利用いただくことを目標としています。
・平成26年度から始まった認定こども園法改正にともなう幼稚園教諭免許状・保育士資格取得特例の講座で特例期間内に保育教諭の資格を得ていただく方を増やし、幼児教育・
保育人材の再教育の場となることを目標としています。
取り組みについての検証と評価
<生涯学習のために>
・資格などの取得は目指していないが、福祉学・心理学を大学で学んでみたい、少しずつ大学の学習に触れてみたい、といったほんの少しの興味でも学習を始められるのが
科目等履修生です。平成25年度入学の科目等履修生140名のうち27名が生涯学習を目的とする方でした(資格取得希望者は47名)。
・平成25年度入学の科目等履修生140名のうち64名は1年間の学びの後、正科生として入学されました。
・平成25年度入学の科目等履修生140名のうち22名は正科生を卒業・修了後の再入学者で、引き続き学び続ける意欲に応えたり、不足科目履修に一定の効果をあげています。
・履修証明プログラム「カウンセリングの基礎を学ぶコース」の平成26年度の科目等履修生としての受講者は2名でした。履修証明プログラム制度の広報が課題となっています。
<幼保特例講座>
・平成26年度幼保特例講座を受講している科目等履修生は331名(幼稚園免許所持者保育士希望 112名・保育士所持者幼稚園免許希望219名です)。
取り組みを通した学生の成績評価
・科目等履修生も、正科生1〜3年次編入学者と同じく、レポート学習・スクーリング受講に真剣に取り組んでおられます。