サポート体制 (大学ポートレート)
進学支援
取組の内容
・通信教育部において積極的な「進学支援」はおこなっていませんので、その旨ご了承ください。
・通信教育部での学修でレポート等をまとめることは、論述式問題が多い大学院試験などに役立ちます。そのため、臨床心理士のとれる大学院、
福祉系・心理系の大学院に進学される方は毎年おります。
<卒業生から集めた事例を紹介>
・通信教育部の学生は、学んだこと・取得した資格をいかして、現在の職場内で異動を希望したり、就職・転職を希望しており、大学院や専門学校への進学を予定(希望)する卒業生は
6%ほどと少数ですが、卒業後進学した卒業生からの近況など、随時機関紙『With』やSNS、学生への一括配信メールなどで紹介しております。
<教職員による相談・質問対応>
・スクーリング講義内で、教員から大学院についての話題が出たり、卒業後、現在の学修がどのような分野に派生するか、どのような専門学校でどのような資格が取得できるか、等の話が
聞けることもあります。また進学の相談があれば、通信教育部職員が担当分野ごとに、これまでの卒業生の進学例などの情報を紹介しながら、その都度対応しています。
詳細・関連サイト
取り組みの目標
<2つの目標をもって取り組んでいます>
・卒業後進学した卒業生からの近況を情報公開したり、通信教育部卒業後、臨床心理士が取得できる本学大学院(通学課程)に進んだ大学院生がTAとしてスクーリングを
サポートする機会を設け、進学を考える学生が相談や質問をしやすくする環境を提供することを目標にしています。
・卒業者アンケートなどで収集した卒業者の進学状況を通信教育部事務局内で共有し、興味関心が多方面に広がっている学生からの相談時に、
必要な情報を提供できるような体制作りを目標にしています。
取り組みについての検証と評価
<卒業生の進学情報公開と進学した卒業生と交流できる場を提供>
・毎年、進学を希望する学生が少数なので収集できる情報も限られてきますが、「仕事上で知識を活かすだけではなく、数年後の大学院進学を新たな目標として専門性を
追求したいと考えている」といった声や、「臨床心理士にも興味があったが、助産師として約18年働いたことと心理学での学びを生かすためには、やはり助産学の方で
大学院に進学し、助産うつや、妊娠・出産と虐待を研究し、学びを深めていきたいと思う」といった声から、具体的に目標が定まってきている様子がうかがえます。
<教職員からの情報提供と相談対応>
・積極的な進学支援は行っておりませんが、これまでの卒業生の進学実績などの情報は蓄積されておりますので、個別に具体的な質問・相談があれば、その担当職員が情報提供と相談対応にあたります。
取り組みを通した学生の成績評価
・「学修で基礎が理解できてくると、そこから先自分がどの分野を深く学びたいかが徐々に絞られてくる。卒業生の進学の情報を参考に、興味がある大学院や専門学校の
情報を自分で収集することができた」といった声がアンケートから聞かれます。
・本学大学院および本学通信制大学院への進学の道もあります。他に、本学通信教育部を卒業した後、他の学科や資格取得を目標に学びなおす再入学が可能です(入学審査有)。
この際、通信教育部にて修得した単位は認定されます(一部科目については認定されず単位数のみ一括認定される場合がございます)。