受講者の様子
認知症サポーターとは
認知症サポーターは、特別なことをする人ではありません。認知症を正しく理解し、認知症を自分事として考え、相手の言葉に耳を傾け、ちょっとした気遣いができる人を指します。また、認知症の方と共に行動することができる人でもあります。
認知症について
認知症になることは特別なことではありません。誰もが人生の中で認知症になる可能性があります。今、認知症ではない人も、他人事と捉えずに、認知症の人を、少し先の自分自身と考えてみてください。認知症になっても、何もわからなくなって、常に誰かの助けが必要になるわけではありません。確かに、脳に働きづらい部分が生じて、苦手になることもあります。それでも、できることはたくさんあります。その力を失わないためにも、やれることはやりたいと思っています。
認知症があっても暮らしやすい地域共生社会とは
認知症があっても暮らしやすい地域はこのような地域だということはありません。認知症がある方が、 Aという地域では問題なく暮らせていたのに、 Bという地域に行ったら、さまさまな課題が出てくるということもあるでしょう。そんなときに、認知症がある方と一緒に、何かできることはないだろうかと考える人が多くいる地域こそが、認知症があっても暮らしやすい地域共生社会かもしれません。
認知症を正しく理解する
認知機能の障害により、今まで当たり前にできていたことが難しくなってきます。なぜ難しくなってきたのかを周りの人たちが正しく理解し、適切な対応や生活の工夫等のお手伝いができれば、認知症があっても住み慣れた家や地域で安心して暮らし続けることができます。
認知症当事者の方から
認知症の人と家族が自由に語り合う「おれんじドア」の鈴木正勝様とご家族から、貴重なお話しを伺うことができました。まず、認知症と診断されたときに、ご自分や家族がどのように感じたのかについて伺いました。
また、認知症になったら何もできないというイメージがあるかもしれないけれども、実際は普通に暮らして、いろいろな活動に参加して毎日を過ごしている、ということもお話ししていただきました。そして、その様子をご家族がどのように感じていらっしゃるかについても話を聞くことができました。最後に認知症当事者から学生たちに伝えたい言葉として「一番大切なことは、自分の気持ちをしっかりと持っていること、そして気持ちで負けないこと」というメッセージをいただきました。
本学では、これからも地域の皆様と協力し、認知症についての理解を深める活動を続けていきます。認知症サポーター養成講座を通じて、認知症の方々が安心して暮らせる地域づくりに貢献していきたいと考えています。