2026年8月29日(土)、東北福祉大学ステーションキャンパスにおいて、「高校生のための公開講座—心理学でひらく未来と『探究』のヒント—」を開催しました。
今回の講座では、心理学の基本的な考え方や研究の進め方をはじめ、企業・医療・教育などさまざまな分野で心理学がどのように活かされているのかを紹介。さらに、高校で取り組む「総合的な探究の時間」をより深めるための、心理学を活用した探究のヒントについても取り上げました。
身近なテーマから広がる、心理学の世界
講座では、「心理学はどんな学問?」と題したミニ講座を皮切りに、心理学の基本的な考え方や研究の進め方、「心理学で何がわかるのか」を紹介しました。続いて、「企業で活かす」「医療分野で活かす」「教育分野で活かす」をテーマに、それぞれの分野における心理学の活用について紹介しました。
企業分野では、買い物やコミュニケーションなど身近な場面を題材に、社会・集団心理学や産業・組織心理学の知見を紹介。医療分野では、公認心理師の仕事や医療現場における心理学の役割について、教育分野では、思春期のこころや学校生活を支える心理学について学びました。
参加した高校生からは、「それぞれの講座で身近な例などをあげて説明されていて分かりやすかった」「別の講座で出てきたキーワードが後の講座でも登場し、心理学の中の分野同士のつながりも感じられた」といった感想が寄せられました。
「探究」を通して、心理学をもっと深く
「探究」で心理学に取り組むヒントをテーマに、心理学を題材とした探究学習をどのように進めていくのかについて紹介しました。「テーマの見つけ方」や「研究の進め方」など、心理学を探究する際の具体的な視点を知ることで、高校での探究活動をさらに深めるきっかけとなりました。
参加した高校生からは、「心理学の探究のヒントを得ることができてとても勉強になった」「興味のあることへの調べ方も知ることができたので、これからの探究活動へ繋げていきたい」といった声が聞かれました。
心理学への興味を、次の学びへ
講座全体を通して、高校生からは「心理学についての興味が深まりました」「心理学が幅広く、奥深い学問であることを知ることができ、より興味が深まりました」といった声が寄せられました。
また、「入学後に学びたい分野を絞ることができた」「心理学の現場で、実際にどんな仕事や研究が行われているのか理解を深め、自分が学びたい分野がどこに当てはまるのか確かめることができた」という感想もあり、大学での学びや将来の進路を考える機会にもなったようです。今回の公開講座が、高校生の皆さんにとって、心理学の面白さや奥深さに触れるとともに、自分の興味や将来について考えるきっかけとなれば幸いです。
福祉心理学科では、これからも高校生の皆さんが「こころを科学する」面白さに触れ、心理学を人や社会のために活かす可能性を感じられる学びの機会を提供していきます。