教育学科(初等教育専攻)および社会福祉学科(保育士課程)では、3年生以上を対象とした選択科目「音楽教育」を夏季集中講義として開講いたしました。今年度は32名の学生が受講し、2名の教員による交代制のオムニバス形式で授業が進められました。
本講義は座学にとどまらず、体験を中心とした実践型の内容で構成されています。講義の冒頭には「将来の教員や保育者の目線で考える」というレポート課題が提示され、学生たちは提示された多様な楽曲の中から自ら演奏したい曲やパートを選択し、主体的に練習へ取り組みました。合唱、アカペラ歌唱、トーンチャイム、ボディパーカッション、器楽合奏など多彩なジャンルに挑戦し、学生同士で高め合う姿が見られました。
講義3日目には、本学の「けやきホール」にて演奏曲のステージ発表会を行いました。学生たちが音を一つに合わせたハーモニーが、ホールの豊かな残響とともに心地よく響き渡り、達成感に包まれた演奏となりました。
受講後のレポートには、「技術の上達だけでなく楽しむことを重視する」「子どもたちのやってみたいという気持ちを育てる」「指導者自身がまず音楽を心から楽しむ」といった、子どもたちへの指導において大切な気づきが多く綴られていました。この講義での学びや成果を糧に、学生たちが今後の実習や就職へ向けて前進していくことを期待しております。