7回目の講義では、1995年1月に発生した阪神淡路大震災をテーマにして、我が国のボランティア・NPO元年、災害ユートピアという事象を考えてみました。
多くの受講生にとって、東日本大震災も子供のころの大きな災害という記憶になりつつある中で、阪神淡路大震災はまったく過去のこと。しかし、発災当時は関東大震災以降では最大の災害といわれたこの災害を通じて、ボランティア、NPOの考えが新しくなり、それが現在に至るまでの基盤となっていることを受講生は改めて学びました。
同時に受講生は、大災害の後の助け合いという視点からソルニットの「災害ユートピア」という概念を学びました。海外の過去の大災害では、過酷な状況の中で人の助け合いの時間と空間が発生していることを学びながら、しかし今後も大災害が避けられない状況下にあって、自分達はどう行動をするべきかを考える機会になったのではないかと思います(担当 品田誠司)。