受賞研究テーマは「機能的MRIの開発」。小川特任教授は、ベル研究所時代に機能的磁気共鳴画像装置(機能的MRI、fMRI)の基本原理となる「BOLD効果」を発見、血流動態反応を視覚化し、1990年代からの脳機能解析の道を開きました。fMRIは現在も、脳活動と心の状態の関係を調べる研究などに広く用いられており、今後もその適用範囲がますます拡大すると考えられています。
ノーベル賞候補にも挙がる小川特任教授は現在、本学で文部科学省戦略的研究基盤形成事業「社会的・職業能力育成プログラムに資する認知・脳科学的エビデンス情報提供基盤の構築」のプロジェクトリーダーを務めるなど、研究活動を続けています。慶應医学賞受賞者は今回で41人。うち7人が後にノーベル賞を受賞しています。