10月6日(日),東北福祉大学仙台駅東口キャンパスにて「非行・アディクションの経験専門家の語りから学ぶ:包摂的なWell-being社会に向けて」(宮城県精神保健福祉士協会との合同企画)というテーマで,講師に渡邊洋次郎さんを招聘し,支援に従事する専門職を対象に教育研究講演会を開催しました。講師の渡邊さんは,思春期の頃から薬物やアルコールの使用の問題を抱え,矯正施設へ更生のために入所したり,精神科病院へ治療のために入院したりすることを長期に繰り返す経験をしてきました。現在は,そうした自らの問題と距離を取りながら,高等学校卒業程度認定試験や介護福祉士国家試験に合格し,支援者として依存症者などのケアに従事している方です。
講演会には,19名の専門職(医師,心理士,ソーシャルワーカーなど)が参加されました。講演では,渡邊さんの生い立ちからこれまでの葛藤と回復の経過,薬物やアルコールを使用した背景やその当時の自らに対する考えや感情,薬物やアルコールと距離を取ろうと思えるようになった過程など,ご自身の経験を参加者と分かち合っていただきました。