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社会福祉学科 教育学科

【保育士・幼保課程】 3年生 施設実習反省会

保育士になるための実習として、10日間の施設実習、20日間の保育所実習があります。2年生から実習指導が始まり、3年生になると、さらに指導を受けながら実習に臨み、その後も、事後指導やゼミのグループワークなどを通して保育や福祉の理解を深めていきます。

ロールプレイを使った「場面考察」の様子
ロールプレイを使った「場面考察」の様子
施設実習先には様々な種別があります。子どもの施設では乳児院、児童養護施設、母子生活支援施設、児童相談所(一時保護所)、児童自立支援施設、障害児入所施設、児童発達支援センターなどがあります。成人の施設では障害者支援施設、生活介護、就労支援などがあります。

7月、社会福祉学科、教育学科の保育士課程(3年生)合同で「施設実習反省会」が行われました。施設の種別ごとに16グループ、8つのブースに分かれ、20分の報告と5分の質疑応答を行いました。保育士課程の3年生は、施設実習終了後からグループで振り返りを行いながら「実習報告書」を作成して実践知を積み上げてきました。今回はその報告書を元にグループごとに発表し合い、学び合う場となりました。
熱のこもったディスカッションの様子
熱のこもったディスカッションの様子
実習の成果を口頭発表するとともに、ロールプレイを使った「場面考察」も行いました。ロールプレイとは擬似的に役割を演じて援助等の技術を身につける学習方法です。実習中の「実習生と利用者」「職員と利用者」など、対人援助の学びにつながった場面を再現して考察しました。

例えば、実習生が利用者に働きかけても行動を起こしてもらえない場面で、職員が言語的・非言語的コミュニケーション技法を用いて、利用者の行動を促していた様子を再現し、施設職員のもつ援助技術や専門性などの理解を深めました。
真剣なグループでの振り返り
真剣なグループでの振り返り
施設実習は保育所実習よりも、実習前にイメージしにくいところがありますので、不安を抱く学生も少なくありません。そのため、積極的に実習に取り組めるよう、実習指導の授業を通して、実習先や利用者に関すること、援助者としての態度・心構え等についてしっかり学んでいきます。実習は10日間と短いですが、実習の前と後で、学生の意識や価値観の変化がとても大きいのが施設実習の特長です。

反省会に参加した学生の感想には「違う種別で実習した人の話を聞いて、子どもや利用者の活動内容が異なるが、関わり方には共通するものがあり、一人ひとりを尊重するが大切であると思った。今後の実習でも意識して取り組みたい」「障害者の施設では利用者の年齢層が20~50代と幅広いからこそ、職員は敬語を使い、敬意をもって関わっている」「同じ種別の実習施設でも子どものおかれている状況が異なり、年齢によって、抱える課題によっても、関わり方に様々なアプローチがあることが分かった」などがありました。

今回の実習反省会は、大学で学んだことと実践から学んだことをていねいに接続する作業となりました。また、まもなく始まる保育所実習に向けての大切な準備の機会となりました。(文責:君島昌志)

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