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奥山 旭さん

出発点は高校球児のころ。大学で医療や医学の勉強の楽しさ、人の絆を学び、地元の医療に貢献。

社会医療法人明和会 本部人事部

奥山 旭さん​

健康科学部 医療経営管理学科

  • 医療経営管理学科
  • 心身の健康を支える
  • 地域貢献やまちづくり
  • 保健医療

PROFILE

プロフィール

秋田県湯沢市出身。2016年健康科学部医療経営管理学科卒業。高校3年生のときの入院経験から、「病院を支えるような仕事」に興味を持ち、東北福祉大学の医療経営管理学科を選んだ。大学では医療や情報処理の勉強に励みながら、親子の交流を深めるイベントを行うボランティアサークルで活動。在学中は積極的に資格の取得にも取り組み、診療情報管理士、メディカルクラーク、ドクターズクラーク、ITパスポート、日商簿記、防災士などを取得した。卒業後は秋田県秋田市にある中通総合病院を中心に県内23か所の事業所を運営する社会医療法人明和会に入職。現在は本部人事部に所属し、福利厚生事業を中心とした業務を行っている。(所属・肩書等は2017年10月掲載時、インタビュー聞き手は似内寛准教授が担当)

INTERVIEW

インタビュー

高校3年間は野球部。
3年生の時に入院して考えたことが
大学、進路選択につながった。

現在の勤務先の仕事の内容について教えてください

現在は社会医療法人明和会の本部、人事部に勤務しています。1年目の仕事は主に社会保険の手続きと、職員から依頼を受ける各種証明書の発行でした。2年目からは、法人の福利厚生事業を担当しています。

人事部に配属になって、勉強しなければいけないことはありましたか?

今の部署は大学で勉強したこととは違った知識が必要です。例えば社会保険や、職員の方が家族を扶養に入れるときの手続きなどです。そういったことを、入職してから一から勉強しました。1年目はとにかく必死でした。覚えることが多かったですね。

東北福祉大学に入学する前は、どんな高校生でしたか?

高校時代は野球部に所属して、レギュラーをとって活躍したいと思いながら毎日一生懸命やってました。楽しいこととか苦しいこととか、いろいろな思いを体験したんです。中でも野球をする上で、「人としてどうあるべきか」とか、「周りから信頼される人間になるためにはどうやっていかなければいけないのか」という、野球以外のことを学ぶことができました。すごく成長できた3年間だったと思ってます。

高校時代は野球を一生懸命やっていたということですが、進路を考えたときに、将来、医療に関係する職業に就こうと考えたきっかけはどういうことだったのでしょう?

高校3年生の5月に、部活の練習中にけがをして入院したんです。入院しているときに、医師や看護師と接する中で、患者と直接関わる人達が気持ちよく仕事をするためには何が必要か、ということを考えることがあったんです。そのようなことをいろいろ考えるうちに、医師や看護師の仕事の土台をささえている仕事はどんな仕事だろう、そういった仕事がしたい、と思ったことが、医療に関わる進路をめざすきっかけになりました。

なぜ東北福祉大学を選んだのですか?

東北福祉大学の名前は、近所の先輩が入学していることで知ってました。東北福祉大学には、福祉という分野を勉強している、心の優しい人が多い、というイメージがあって、そういう大学に行きたいと思ったのも理由の1つです。そして、先ほどお話した入院の件で、病院の事務に関わる仕事について考えるようになり、医療経営管理学科に興味を持ちました。

人の絆を学んだサークル、
資格試験の勉強、
そして夜も通った「ふるさと」

学生生活で打ち込んでいたことを教えてください。

勉強に関しては、とにかく取れるだけの資格は取ろうという考えだったので、自分なりに計画的に頑張ったつもりです。1年生の時は、他の学科の学生と一緒に、福祉に関する勉強など、いろんな分野の授業を受けて、楽しかったです。2年生からは専門的な知識の勉強になりました。医療経営管理学科では医学や医療の科目が多いのですが、身体の仕組みなどを学ぶ中で「医療の勉強って楽しい」と思えたのは良かったです。

サークルはボランティアサークルに入ってました。親子の絆や、家族間の交流を深めることを目的としたサークルで、自分たちで企画してイベントを開催してました。イベントは、自分たちで企画して、一から準備しなければならなかったので大変でした。周りのメンバーと意見がぶつかることもありました。でもイベントに参加してくれた人に、「楽しかった」とか、「また来たい」とか言っていただくことで救われたというか、すごく嬉しかったです。また活動の中で、人との関わり方や接し方、協調性も多く学べたなと思っています。

学生時代の思い出の場所はありますか?

一番の思い出の場所は、ステーションキャンパスにある「学食郷(ふるさと)」です。アパートからも近くて、夜もやっているということで、試験勉強などをしていて、家で食事を作るのが面倒くさいときにはここに行って、本当にお世話になりましたね。自分の胃袋を支えてくれたお店だと思っています。機会があったらまた行ってみたいですね。

縁の下の力持ちでも、
地元に役立ちたいという想いを抱いて

就職先の選択について、お話を聞かせてください。

医療経営管理学科に入って医療と経営について学び、沢山の資格も取得してきたので、それをぜひ仕事に活かしたいと考えてました。病院という多くの職種で成り立っている組織の中で、事務職員というのは「土台」というか、目立たない、縁の下の力持ちです。でもそういう仕事をしっかりと担って、病院を支えていきたいという、入学前に漠然としていた想いが、勉強していく中で強くなりました。

あとはやはり、地元の秋田の医療に携わりたいということです。全国の中でも秋田県は深刻な少子高齢化が進んでいます。そういう状況で、ますます医療の質の向上や、地域に密着した医療の提供が求められているのですが、秋田県に帰って、地元の医療のために環境作りをしていきたいと思いました。今は勤め始めて2年目で、いろいろなことを覚えることに必死で、そこまで考える余裕はないのですが、これからそういうことにも目を向けながら仕事をしていきたいと思ってます。

医療の仕事をどのように考えていますか。

医療では心が大切だと思ってます。患者さんは誰しもが不安を持って病院に来られるので、スタッフの態度や対応ひとつで患者さんの心のもちかたが変わってきます。私自身は、患者さんと関わる立場ではなくて、主に職員と関わる立場ですが、職員に対しての自分の態度や対応は、自分から職員、職員から患者さんへと、大げさかもしれませんが、影響はあると思っています。そういう意味で、心を大切にして接することを大事にしてます。

受験を考えている高校生にメッセージを

東北福祉大学には、真剣に物事を考えてくれる先生方がいます。今、進路が決まっていなくても、幅広い分野について学べますし、目標が漠然としていても、友人や学びに触れる中で、おそらく自分のやりたいことや将来の目指す人物像が見えてくると思います。

What TFU means to me

私にとっての東北福祉大学とは

専門的な知識を深く学べた。
そして、不安や悩みを真剣に
聞いてくれる友と先生がいた。
自分の生きる道を切り開いてくれた
大学です。

私にとっての東北福祉大学とは