情報を伝える、
それもひとつの福祉。
実行委員会で学んだ
バイタリティを武器に
地元の新聞社へ。

河北新報社・営業部
高橋柊介
総合福祉学部 社会福祉学科
  • 福祉
  • 社会学
  • 学園祭
  • ボランティア
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Profile

プロフィール

宮城県仙台市生まれ。2016年総合福祉学部社会福祉学科を卒業。2011年、高校3年生のときに遭遇した東日本大震災でボランティアを経験したことをきっかけに、福祉への興味が深まり、東北福祉大学へ入学。在学中は大学祭実行委員会「国見祭実行委員会」に所属し、3年次には企画部局長となり大学祭の企画・制作・運営を手がける。卒業後は、地元紙・河北新報社に入社、営業部勤務。企業に新聞広告の提案をする一方、広告の企画・制作にも取り組み、地域を活気づける紙面づくりに奮闘している。(所属・肩書等は2017年4月掲載時)
  • POSITIVE
    NEGATIVE
  • POSITIVE高校:高校二年生の終わりに震災が発生。震災のボランティアを行い、ぼんやりと福祉の道を志す。
  • NEGATIVE1年次:大学祭実行委員会に入るも、適当な毎日。大学祭終了後、そんな自分の態度に反省し、見つめ直す。
  • POSITIVE2年次:大学祭実行委員にのめり込む。必死で企画運営、渉外、参加者集めに走り回る。
  • POSITIVE3年次:大学祭実行委員の企画部局長に。衝突も多かったが、最終的には良い人間関係を築けた。
  • POSITIVE4年次:社会福祉士の道も考えていたが、実行委員で得た対話スキルや楽しさを考え、河北新報社を目指す。
  • POSITIVE入社1年目:憧れの会社で憧れの仕事を。分からない事も多いが、勉強を繰り返しながら邁進する日々。
  •  
  • 高校
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  • 2年次
  • 3年次
  • 4年次
  • 入社1年目
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17歳の震災で初めて知った誰かの役に立つことの喜び。
福祉とは何かを学ぶために、東北福祉大学に進学。

高橋さんはどんな高校生活を送られたのですか?

サッカー部でキーパーをしており、部活一色の高校生。ちょっと格好よく言っちゃうと、大切なことは全部サッカーから学んだと思っていますが、いちばんの学びは「挫折」でした。正キーパーだったのに、現役最後の試合のメンバーにまさか選ばれず、悔しさに苦しみながら引退を迎えたんです。でもそこから負けず嫌いの性格に火がついて、「これからは誰にも負けない自分に」と奮起するきっかけになったので今思うと良かったのかな。当時はどうしていいかわからないほど、悔しかったですけど。

そんなサッカー青年だった高橋さんが東北福祉大に進んだ理由を聞かせてください。

きっかけは17歳の春の東日本大震災です。学校も部活ももちろん休みとなり小学校の避難所へボランティアに行ったんです、約1カ月。非日常的な場面だと自然と心が近づくのか、年齢がうんと上の人やいろんな職業の人と話したりと初めての経験を沢山しました。お年寄りや体の弱い方が僕の手伝いを喜んでくれて嬉しくなったり、逆にその人ができることを代わってもケアにならないんじゃないかとか悩んだり。本当の福祉って何だろう、そんな思いで人のためになる仕事を強く意識しだして東北福祉大へ進学しました。

「できない」と諦めずに少しでも種をまく。
その繰り返しがいつか実になるんだと学んだ大学生活でした。

入学後にはどんな活動に力を入れられたのですか?

何気なく入ったつもりだった大学祭実行委員会の活動に明け暮れて、3年生では「企画部局長」に。企画の立案、協賛企業へのアプローチ、部員の管理、学校側との交渉…とにかくやるべきことがいっぱいで授業以上のすべての時間を費やした気がします(笑)。毎年同じでもつまらないからと、僕らの代では新しい企画や体制づくりにも積極的に取り組んで、新しいステージを増やしたりしましたね。人通りが少ない集客の見込めない場所で反対の声もあったのですが、失敗するのはわかっていても、誰かがやらないと変わらないよ!と局長の権限でなかば強引に(笑)。年を追うごとに集客数が増えているので「よし!」と喜んでいます(笑)。

大学時代の4年間で得たものはありますか?

「人と話す楽しさ」「素敵な人はたくさんいる」「人に認められる喜び」「一人でできることの限界」。委員会の仕事を通して多くの先輩・同級生・後輩はもちろん、社会人、企業の方などに接することができて、こちらが本気でぶつかれば本気で返してくれる人がこんなにもたくさんいるんだと嬉しかった。一人では実現できないことも、みんなで知恵を出して、動けばできる。努力すれば成果が出る。自分がいいアクションを起こせば必ず誰かが認めてくれる。福祉大で経験できたそんなことは仕事や人生の基本であり、僕の一生の軸となりました。

卒業後には新聞社へ進まれましたが、志望された理由は?

昔から新聞が身近な存在だったことと、もうひとつはこれも実は震災がきっかけです。あの3月11日の翌日、12日になんと新聞が届いたんです。ページは少なくなっていましたが、新聞社に勤める人達だって被災しているのに、頑張って仕事して、情報を届けようとしている人がいるんだと本当に驚いて。日常が日常ではなくなった状況で、当たり前をつくろうとする企業ってかっこいい、自分も情報というインフラを伝える側にいつか立ちたいなと。採用試験を受けることは大きな挑戦でしたが、大学でいろんな経験を積んだおかげで度胸がついたのか、試験や面接でも緊張せずに自分を出し切ることができ、縁あって入社できました。

福祉って難しく考えがちだけど、形がちがうだけで
実は身近にたくさんあるものだと思います。

福祉の道へ進もうと福祉大へ入って、新聞社に入られたというのも不思議なご縁といえばご縁ですね。

いえ、僕のなかではつながってるんです。定義は難しいけれど、「福祉=誰かを喜ばせること」と考えていて。僕はいま営業部で新聞広告に関わる業務をしているのですが、広告は顧客や消費者といった誰かを喜ばせるためにつくるもので、同じ目的をちがう形で表現した福祉のひとつなんじゃないか、と。福祉というと介護や医療をイメージしがちですが、震災の時に届いた新聞があんなにも嬉しかったように、実は福祉の心はいろんな仕事に通じているんだと思います。

高橋さんにとって東北福祉大はどのような存在ですか? またこれから入学を志望する人にもひと言お願いします。

僕にとって「東北福祉大学=人の大学」です。友人、先輩、後輩、先生方、職員の方々。優しいみんながいて、居場所をつくってくれたと感じます。授業や大学祭実行委員会は本当に大変だったけど(笑)、苦手なこと、嫌なことだってここなら楽しくできた。
僕も高校時代は野球と福祉の大学だと思っていたぐらいで、入学前のみなさんは東北福祉大学をまだ具体的にイメージできてないかもしれませんね。実際は色々な学部があって選択肢の幅が広く、やりたいことはなんでもできる大学です。福祉の道を突き進むのも良し、教員や看護師になるもよし、一般企業を志すもよし。自分のやりたいことが明確な学生にとっても、あまり固まっていなくても、きっと何かがみつかる場所のはずです。

What TFU means to me

私にとっての東北福祉大学とは

人と出会うこと、人と手をとることの偉大さを知った4年間。
自分の心の居場所さえあれば、
挑戦も失敗も
怖れるものではないと
学べた場所でした。

ほかの先輩のことを知りたい!

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